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　「(仮称)和地地区コミュニティー協議会」設立総会が27日、和地協働センター(旧和地公民館）で開催され、和地地区の自治会、学校、警察、消防、各種団体代表ら約60人が集まった。この総会で、浜松市が平成24年度に提案した新しい自治の組織である「(仮称)地域コミュニティー協議会」を、浜松市としては第一号として和地地区が設立した。



　浜井連合自治会長は、「和地地区連合自治会としては、行政側の上からの目線ではなく、住民自治の実践者としての現場からの目線で、その在り方を検証する必要を感じ、昨年度の連合自治会役員会で和地地区コミュニティー協議会の設立を目指すことで意思統一をしてきました。」と冒頭であいさつした。
隣近所のつきあいや助け合い意識の欠如を指摘し、一人暮らしの高齢者の孤独死の撲滅、子育て支援を強化することを提案。そのためには、個々に活動している団体が組織化することが必要であると訴えた。自然豊かな和地地区を流れる花川に関しては、西区全体のスケールでアピールして行こうと、昨年から実施している花川コンサートへの参加者も西区全体から募集していく予定であることを、協議会構成員らに説明した。

　和地地区コミュニティー協議会事業計画案
�@安心・安全に関する活動（防犯・交通安全）
　和地地区安全会議の再構築（規約整備・組織）
�A子どもに関する活動（子育て支援・健全育成）
　湖東中学校区青少年健全育成会活動拡大強化
�B環境に関する活動（リサイクル・環境保全）
　花川写真展など花川を愛する活動の強化
�C健康・福祉に関する活動（高齢者見守り）
　わじあんしんネットワークづくりへの取り組み
�Dスポーツ・文化に関する活動
　花川コンサートの開催

和地地区連合自治会の活動としては、6月2日(日)に花川一斉清掃が行われる予定。